VPNは結局必要なのか

はじめに

日本国内にいて自分の匿名性がものすごく大事な人はおそらく多くはないと思いますし、筆者も安全にはしたいな〜程度の感覚です。

今回の記事では、少しPCやら何やらに詳しく、通信の安全性とかが少し気になる人に向けたものにするつもりです。

さっそく結論

早速ですが、筆者がたどり着いた結論としては信用できるところに任せられればそれでいいよね、というもの。

例えばの話、スマホでdocomoの回線を使っている方の場合、VPNを利用すればdocomoは知ることができないけれど、VPNの出口ではログを取れたり追跡したりすることが可能である。

つまり、誰になら知られてもよいのかということになる。

自分の信頼できる組織とは

上にも書いたとおり日本国内にいて、自分の検索履歴や接続先がただ一人にさえも知られてはならない人はあまりいないと思う。

その場合、日本国内での通信の場合、VPN企業を信じますか?VPN企業を信じますか?ということになる。

そのVPNは本当にノーログか?

もちろん、docomoは通信の内容を確認することが可能だし、おそらく何らかのログを残しているだろう。これが信用できない人もいるかと思う。

では、かわりにノーログを掲げるVPNを利用した場合、本当にそれはログが取られていないのかについては、本当に分からない。下手するとログを残した上でデータを流出させるかもしれない。

では、多くの日本人にとって、信用できるのはどちらだろうか?おそらくdocomo>VPNなのではないだろうか。これがdocomoではなく楽天やau、KDDI、ソフトバンクでもおなじなのではないだろうか

日本人に求められるセキュリティとしてはそこまで高くないので、docomo等々が漏らすリスクよりもVPN企業が悪徳商売人の可能性のほうが高いと考えられる。docomoに知られていても多くの場合問題にはならないが、よく知らないVPN企業にデータを取られている可能性があるのはかなり恐ろしい。

筆者の対応

とはいえ筆者はVPNを結構活用している。

具体的には筆者の住むマンションに共用で引いてある回線以下の信頼度の場合にはVPNを利用している。

具体的にはホテル、カフェ、スーパーのWifi、会社のWifi(これはdocomoにバレても構わないが、会社にバレるとまずいことは多々あるので気をつけている)、マンションの共用回線(一度弊マンションで大規模なトラブルを起こしたことがあり、その際に話した業者の方が信用できなかったため、ここは自分の中で1段信頼度を下げている)といったところだ。

では有料のVPNを利用するべきなのか

上記筆者の中で信頼できないけどたまに接続したくなるネットワーク群に接続する際には筆者はVPNを利用しているわけだが、筆者は有料のものは利用していない。

筆者はCloudflareのwarp VPNが無料で利用できるので、これを使っている。

筆者のWifiルーターは以前紹介したが、これの機能ですべての通信をCloudflare warp経由にしている。

これは少し過剰な気もするが、現在利用しているマンションの共用回線の業者をあまり信用していないためである。

結論

つまり、多くの日本人にとってVPNを利用するべきかは、利用している回線がcloudflareより信用できるか否かに集約されると思う。

わたしの場合、上記に記したとおり、信頼度は docomo>cloudflare>会社の回線、フリーワイファイ、マンションの共用回線 となるためdocomo回線を利用するとき以外にはcloudflareの無料VPN、warpを利用している。

終わりに

多くの日本人にとって有料のVPNを買う必要はなく、せいぜい無料のcloudflare warpのみでいいのではないかと考えている。

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